第4話 青い春の香り
今回も前回同様に嗅覚消失へまでのカウントダウン。2週に渡ってといったところか。1クールで5感を失っていくのだから単純に数えて2話ずつなので残り3つもそんな感じなんだろう。
第4話は一言でいうと「エグい」なと感じた。雨、太陽、司とそれぞれが皆がそれぞれ傷ついている状態。
雨はこれから五感が失われていくだけに、太陽と色々な場面で共感できないことに加え、負担をかけてしまうこともあり、大好きな太陽にあえて嫌われようと嫌な態度をとってしまう。
そんな雨の心など知らない太陽は、雨の言葉や態度に心をえぐられているなあと見ていて気の毒な程だった。自分だったら、もういいやと帰ってしまっていたに違いない。
そして司といえば、想いを寄せている雨から、どれだけ太陽をことを好きかという想いを聞かされる。その上で、太陽に嫌われるために恋人役を演じてほしいと頼まれる。それはそれできついなあと思った。だけど司って良い奴だよね。雨と太陽を観覧車に乗せるために口実を作って先に帰った。ズルい奴ならば、恋人役を演じるのを口実に雨に付け入るかもしれない。
それにしても高校時代、どっかでくっつくタイミングはなかったのかなと思っていたら、雨が卒業の時にあったようだ。太陽の妹・春陽の兄を思う?余計な一言で告白の手紙を渡すのを止めてしまったけれど、それがなかったら物語は変わっていそう。春陽はそれをずっーと後悔していたとはいえ、一回振った相手にすぐにもう一回チャンスをくれっていっても普通は気が変わることないよ。今さらって感じだし、雨うんぬんより太陽のことだけし考えていないブラコンなのかと感じた。
雨の祖母・雪乃も残された時間が少ないようだし、絶望の未来しか待っていないのか?