第3話 初恋の想い出
逢原 雨 … 永野芽郁 朝野太陽 … 山田裕貴 望田 司 … 白洲 迅
朝野春陽 … 出口夏希 柳田達夫 … 螢雪次朗 花村竜一 … 佐藤貴史
菊野 純 … 谷 恭輔 飛岡雄星 … 萩原 護 日下 … 斎藤 工
千秋 … 松本若菜 逢原霞美 … 真飛 聖 朝野陽平 … 遠藤憲一
逢原雪乃 … 余貴美子
嗅覚消失へまでのカウントダウンが今回の話。時計に現れたマークは鼻。視覚や聴覚でなかったことにホッとする雨。見ていて自分もその立場だったら同じこととを思ったに違いない。だって人間が受け取る情報は8割が視覚、1割が聴覚でこの2つだけで9割以上を占めているはず。
音が聞こえない無音の世界もかなり怖いけれど、やっぱり目が見えないという視界から情報を得られないのは、それ以上に恐怖に感じてしまう。それに比べれば嗅覚は全然ましに感じる。
ただ、日下は嗅覚はただ匂いを感じるだけものもではないという。そして、そこには大切な意味があり、人に無駄な感覚は一つとして存在しないと。普段、当たり前に感じているので意識していないが、もし五感のうち、それぞれどれかでもいきなり失われたらと感じたら生活に支障を感じることこの上ない。
とはいえ、その感覚がきちんと機能していたらなんだよなあ。嗅覚は思い出の扉を開く鍵。そう言われてもなかなかピンとこない。個人的なことを言うと、鼻炎であまり鼻が効かないので、匂いで過去も思い出すと言われてもあんまり共感できなかった。そういう意味でいったら、嗅覚以外でも聴覚、視覚あたりは生を受けて感じることが出来ていない人にとっては、今後描かれるであろう話にうーん?共感できないのかなと弄れたことを考えてしまった。
ところで、時間ともに五感が失われいくので暗くなりがちだけど、太陽の父・陽平が3カ月も便が出なくて入院したり、雨と千明のガールズトークっぽいシーンはいい閑話休題になっているように思う。
さて、次に失われるのは視覚、触覚、聴覚のうちどれだ?