第10話 天使の棲む部屋 解決編
犬頭光太郎 … 上川隆也
若宮恵美子 … 内田理央
大島雅弘 … 宮世琉弥
有村次郎 … 浜野謙太
片山芳光 … 本多力
大島高丸 … 船越英一郎
富沢の死は自殺でなく他殺だと犬頭は断言。宿泊客の堀、馬場、織山の昨夜のアリバイを確認する。さらに深夜のエレベーター使用歴を検証した犬頭は誰かが嘘をついていると指摘。一方で、ある情報を得た雅弘と有村は館へと急ぐが車が途中で故障し、歩いて向かう事態に…。
「天使の棲む部屋」に隠された謎というのが前回の問題だとすれば今回はその回答。
織山は小物感漂う感じで、富沢殺しの犯人には思えず、恐らくハンディキャップのある堀か馬場の2択なんだろうと思った。
そして犯人が堀ならば目、馬場ならば足、本当はそれぞれの箇所が不自由でないのでは?予想していた。
予想通り、その2人のうちの馬場が犯人だったが、足が悪いのはフェイクではなく車椅子を必要とする人間だった。しかし、そのことが部屋に入った証拠となってしまう。「天使の棲む部屋」に入るために観音扉を両方開く必要があったのは車椅子の馬場のみだった。
織山のワインすり替えにワゴンを使い、そして堀と鉢合わせた馬場がその場所に隠れ、堀はそれをいつものワゴンだと思って掴んだ車椅子の取手という流れ。綺麗につながっている。
都合良すぎな感じがしないでもないがミステリーではありがちな感じで違和感はない。
ただ1Fにエレベーターで降りて「天使の棲む部屋」のカギをこじ開けて中に入り、富沢を殺して2Fにエレベーターで戻るまでの時間が7〜8分は短すぎない?そんな短時間で全てを行うことは可能なんだろうか?
それと堀、織山、馬場はこの屋敷に何度も来ているのだろうか?会話の内容からは初めて訪れたような感じもするが、犬頭の富沢殺しの犯人推理の場面で「いつもはワゴンが置いてある場所」といい台詞からは初めてでないような気もする。
また、悪魔の顔を見せた襟岡は「法が裁けない罪人を裁く」と言いながら投資詐欺の被害者をデスゲームに参加させるのもよくわからない。犯罪者に死をかけたロシアンルーレットをさせるのを被害者遺族に見学させるのが襟岡家ではないのか?
この辺で何かブレが出ているなと感じる。それから堀と馬場の体が不自由になったのも投資詐欺にあったことを発端にする理由にすれば、もっと富沢に憎悪の気持ちを持てたかなという気もする。
「天使の棲む部屋」の件が解決したのも束の間、犬頭と高丸の間で何やら取引をしたようだ。恵美子との別れ際、犬頭が意味有りげな感じで去っていく。販売特別室とはもう本当に関わりは持たないのだろうか?

