第9話 天使が棲む家
キャスト
犬頭光太郎 … 上川隆也
若宮恵美子 … 内田理央
大島雅弘 … 宮世琉弥
有村次郎 … 浜野謙太
片山芳光 … 本多力
大島高丸 … 船越英一郎
【第9話ゲスト】
襟岡真都 … 忍成修吾
堀幹彦 … 佐戸井けん太
織山仁 … 加藤諒
馬場亜紀 … 菅野莉央
富沢辰也 … 小久保寿人
あらすじ
○犬頭失踪と「天使の棲む部屋」への招待
若宮恵美子(内田理央)は、犬頭光太郎(上川隆也)が突然連絡を絶ったことを有村次郎(浜野謙太)から知らされる。しかし犬頭が姿を消すのは珍しいことではなく、当初は深刻に受け止めなかった。一方で犬太(コラレ)の姿も見当たらず、不安な空気が漂い始める。そんな中、大島不動産販売から「天使の棲む部屋」の調査依頼が届く。長野県の洋館に存在するその部屋は、過去に百人もの罪人が自殺したと噂される曰く付きの場所であり、恵美子は新たな難事件へ向かうのである。
○呪われた密室の構造
現地へ到着した恵美子は、館のオーナー・襟岡真都(忍成修吾)の案内で問題の部屋を調査する。そこへ監禁から脱出した犬頭も合流した。部屋は内側から開けられない特殊な構造で、過去の死者たちは皆、拳銃でこめかみを撃ち抜き、窓の方を向いて倒れていたという共通点を持っていた。さらに拳銃の出所は不明で、外部から侵入した形跡もない。犬頭は怪奇現象を否定しながらも、この異様な条件が揃う密室に強い関心を示し、調査を進めていくのである。
○疑惑を抱えた宿泊客たち
館には堀幹彦(佐戸井けん太)、織山仁(加藤諒)、馬場亜紀(菅野莉央)、そして遅れて到着した富沢辰也(小久保寿人)が集まっていた。富沢は投資詐欺で訴えられながら無罪となった男であり、他の三人は被害者だった。富沢は「天使の棲む部屋」で一夜を過ごし、生き延びたら訴訟を取り下げてもらうという条件で館を訪れていた。呪いを試すかのような危険な賭けの中、恵美子は不穏な空気を感じながらも状況を見守るしかなかった。
○密室で起きた新たな死
翌朝、一同が部屋の前に集まると、富沢が頭から血を流して倒れているのが発見される。手には拳銃が握られており、一見すると過去と同じ自殺に見えた。しかし犬頭は鍵穴に新しい傷を発見し、誰かが部屋へ侵入した痕跡があると指摘する。これにより事件は単なる怪談ではなく殺人事件へと様相を変える。さらに館内を調べた結果、ワインセラーのボトルの入れ替えやエレベーターの使用履歴など、不審な事実が次々と浮かび上がるのであった。
○雅弘が屋敷の外へ踏み出す
一方その頃、大島雅弘(宮世琉弥)は大島家で有村とともに事件を調べ続けていた。被害者遺族への聞き取りや過去の記録を追う中で、事件の核心につながる重要な情報を入手する。そして恵美子の危機を察した雅弘は、自らの殻を破る決断を下す。これまで屋敷の外へ出ることに強い抵抗を抱いていた雅弘だったが、恵美子を助けるため有村とともに外へ出るのである。事件の真相だけでなく、雅弘自身の成長も描かれた重要な局面となった。
見どころ
○犬頭監禁から始まるサスペンス
犬頭が何者かに拉致・監禁されるという衝撃的な幕開けから始まる。しかもその背後には大島高丸(船越英一郎)と片山芳光(本多力)の存在が見え隠れし、これまで断片的に描かれてきた本筋の謎が大きく動き出す。犬頭が自力で脱出する展開には頼もしさがある一方で、彼を追う勢力の存在が改めて浮き彫りになり、物語全体の緊張感を高めている。
○怪談と本格ミステリーの融合
「天使の棲む部屋」はシリーズの中でも特に怪奇色が強い題材である。百人の罪人が自殺したという伝説や、密室で繰り返される不可解な死はホラーの雰囲気をまとっている。しかし犬頭は細かな物証から論理的に真相へ迫っていく。呪いのように見える現象を現実的な視点で解体していく過程は、本作らしいミステリーの醍醐味を強く感じさせる内容となっている。
○雅弘の成長と行動力
これまで受け身だった雅弘が、自ら情報収集に加わり、ついには屋敷の外へ出る決断を下したことは大きな見どころである。恵美子を助けたいという思いが、長年抱えてきた恐怖や閉塞感を乗り越える力になっている。事件の謎解きだけではなく、雅弘という人物の変化が物語の軸としてしっかり描かれており、終盤へ向けての重要な成長回となっている。
感想
何者かに連れ去られ、監禁されてしまった⽝頭。最大のピンチ、今回は⽝頭の力を借りず、恵美子一人だけの力だけで問題を解決するのか?
なんてことを思っていたが、見張りの男を絞めて、指示した人間が大島不動産社長であることをあっさり白状させてしまう。
もう少し引っ張ってハラハラドキドキさせてくれても良かったのに。あっさりし過ぎで何か物足りない。
監禁部屋に高丸と片山がやってくるも、そこにいたのは犬頭ではなく、犬。犬太にも見えるのだけど、いつもの服を着ていないってことは犬太ではないのか?そしてこれは犬頭なのか?謎だ。
片や恵美子は片山から調査依頼を受けて「天使の棲む部屋」へ。そこは「罪人が100人自殺した館」といういわくつき。逮捕されたものの法廷で無罪を勝ち取った人間が拳銃で自殺する事件が相次ぐという、よくわからない事件が相次いだという。
まず、館全部だけでなく一室だけということは別の部屋に泊まった人間は自殺していないってことだよね。その自殺する部屋に泊めた人間はオーナーが選別しているのか?それともランダムなのか?さらに拳銃って簡単に手に入らない、そして所在も不明。そして内側からは開かない部屋というお約束の密室。まったくもって謎の館の一室だ。
その場所でまた拳銃自殺が起きた。投資詐欺で裁判にかけられるも無罪になった富沢だ。そして彼に騙され被害者の堀、織山、馬場も一緒に泊まっていた。富沢は無事に「天使の棲む部屋」から出てこられたら訴訟を取り下げると、この3人と約束していたらしい。
おそらく、他殺でこの被害者3人の中に犯人がいそう。特に目の不自由な堀、車椅子の馬場の2人はミステリーもで犯人というのが定石だ。体が不自由なのはフェイクっていう寸法。
拳銃で頭を撃ち抜いている。死体が窓側に顔を向けている。拳銃の出所が不明。そして圏外状態で電話がつながらなくなったのも何か関係がありそう。
最後に有村と雅弘が何か情報を手にして発した「天使の呪いではなく悪魔の呪い」って…。一体、この館に隠された秘密って何なの?
