第11話 新種ウイルスの終焉!ヨウコと啓介が逮捕!?
キャスト
ヨウコ・ニシ・フリーマン … 小池栄子
高峰享 … 仲野太賀
南舞 … 橋本愛
高峰はずき … 平岩紙
横山勝幸 … 岡部たかし
田島琢己 … 馬場徹
堀井しのぶ … 塚地武雅
若井あかね … 中井千聖
村木千佳 … 石川萌香
吉野勇介 … 萩原護
岡本勇太 … 濱田岳
リツコ・ニシ・フリーマン … 余貴美子
白木愛 … 高畑淳子
高峰啓三 … 生瀬勝久
高峰啓介 … 柄本明
あらすじ
○解除後の狂乱と床崩落事故
緊急事態宣言が解除され、官房副長官の川島一也(羽場裕一)が会見を行う。歌舞伎町では「SAYONARAルミナ」と称したダンスパーティが開催されるが、外出自粛の反動で人々が密集し、クラブの床が抜け落ちる崩落事故が発生する。ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)は、現場から運ばれてくる負傷者の対応に奔走。その中にはNPO法人「Not Alone」の若井あかね(高井千聖)も含まれていた。ルミナ対応で救急車が不足する中、聖まごころ病院は野戦病院さながらの様相を呈する。一方、高峰享(仲野太賀)は、連絡の取れない南舞(橋本愛)がSNSでバッシングを受け、風俗での副業を晒されていることを知る。
○テレビ出演と偏見への怒り
ヨウコは高峰啓介(柄本明)と共にテレビ番組に出演し、川島官房副長官と対峙する。彼女は、日本初の感染者となったホストが歌舞伎町で感染したわけではない事実を突きつけ、「歌舞伎町ウイルス」という差別的な呼称の使用を一切禁止するよう要求した。偏見が多くの人々を傷つけていると苦言を呈し、医療従事者の待遇改善を強く訴える。さらに、1ヶ月以内にルミナの第2波が到来し、医療崩壊が起きることを予見。恐怖に飲まれず適切に恐れるよう視聴者に呼びかける。この毅然とした態度は反響を呼ぶが、一方でヨウコの言動に対する抗議の電話もテレビ局に殺到することとなった。
○第2波到来と「風俗王」の救い
ヨウコの予言通りルミナの第2波が到来。満床状態の聖まごころ病院に、南の父で「風俗王」と呼ばれる南錠一郎(松尾スズキ)が現れる。店舗が閉鎖に追い込まれた錠一郎は、空いた店舗を病床として提供すると申し出た。これにより病院は50床まで増床し機能を拡大させる。一方、ヨウコ自身もルミナに感染し、自らが提案したソープランドの特設病床で療養生活を送る羽目に。そんな中、勝どき医療センターの荒井時江(ともさかりえ)から、ヨウコの無免許疑惑について不穏な連絡が入る。堀井しのぶ(塚地武雅)は母の看病を甲斐(後藤剛範)に託し、白木の夫・白木誠(おかやまはじめ)の助けを得て医療の最前線に留まる。
○無免許発覚と逮捕の朝
ヨウコが日本の医師免許を持たずに医療行為を行っていたという記事が週刊誌に掲載される。米国での資格はあるが国内法では医師法違反となる事実に、リツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)らも動揺を隠せない。ついに警察が介入し、岡本勇太(濱田岳)が先導する形でヨウコは連行される。しかし、彼女を待っていたのは、かつて救われた患者たちの姿だった。不法滞在者やホスト、ホームレスなど、歌舞伎町に生きる多種多様な人々が「先生!」と声をかけ、感謝を伝える。はずき(平岩紙)や享、白木愛(高畑淳子)らが見守る中、ヨウコは誇り高く警察車両へと乗り込んでいった。
○嫉妬の告白と2年後の希望
ヨウコの無免許をリークしたのは、嫉妬に駆られた南だった。南は逮捕直前のヨウコに土下座して謝罪するが、ヨウコは彼女を責めることなく、むしろ病院に足りない「心のケア」を担うカウンセラーになってほしいと依頼する。それから2年後の2027年。聖まごころ病院は新たな形へと進化していた。マユ(伊東蒼)は看護師として働き、南は「カウンセリングルーム・Not Alone」でカウンセラーを務める。5代目院長に就任した享が率いる病院は、相変わらず騒がしくも温かい。テレビの中では、国境なき医師団として紛争地域の野戦病院で、ペヤングを頬張りながら活動するヨウコの姿が映し出されていた。
見どころ
○ヨウコが放つ魂の「正論」と政治への反旗
官房副長官に対し、メディアを通じて真っ向から苦言を呈するシーンは最終回の大きな山場だ。特定の地域や職業をウイルスと結びつける差別の卑劣さを、医療の最前線に立つ者の視点から断罪する姿は痛快であり、視聴者の心に深く刺さる。単なる医療ドラマの枠を超え、パンデミックにおける社会的正義や言葉の重みを問う脚本の鋭さが光る。政治家や世論の顔色を伺うことなく、「命に貴賤はない」という信念を貫くヨウコの存在感が、最も強烈に発揮される瞬間である。
○歌舞伎町の人々が集結する連行シーン
医師法違反で逮捕されるという衝撃的な展開ながら、その場に集まった人々によって感動的なフィナーレへと昇華される。ヨウコがこれまで救ってきた「はみ出し者」たちが次々と現れ、彼女に感謝を告げる光景は、法を超えた医師としての真の価値を証明している。岡本が刑事として彼女を連行する切なさ、そして「サンキューもんげー」と叫ぶ享の姿など、個性豊かなキャラクターたちの絆が凝縮された名シーンだ。歌舞伎町という街全体が、ヨウコという一人の人間を肯定する圧倒的な肯定感に包まれる。
○「心のケア」という新たな野戦病院の形
物理的な怪我を治すだけでなく、最後には「心の傷」に焦点を当てる結末が素晴らしい。嫉妬や承認欲求でヨウコを裏切ってしまった南を、カウンセラーとして病院に迎え入れるという展開は、聖まごころ病院の懐の深さを示している。ルミナが収束しても、人々の心には傷が残る。そのケアこそが次なる戦いであると定義し、2年後の未来でそれぞれの場所で戦い続ける登場人物たちの姿を描く。ペヤングを食べる日常が変わらず続いている描写は、過酷な日々を乗り越えた者たちへの最高の賛辞となっている。
感想
ミヤネ屋?いやこのドラマはフジテレビ系だからMr.サンデーか?と思ったらMr.サタデーだそうだ。そしてルミナウイルス感染から生還した男として、リモートでテレビ番組に出演する啓三。
癌になったりウイルスに感染したりと高峰家の中でも体が弱いのだろうか。それとも不摂生のしすぎか。
そして、新型ウイルス感染者の減少に伴って政府の緊急事態宣言が解除。規制によってストレスが溜まっていたこともあって、若者や外国人がクラブで大騒ぎして床が抜け落ちる崩落事故が発生。
緊急事態宣言が解除されたからといってハメを外しすぎ。コロナの時は初めてだったから、慎重にもなったけれど、人間2度目ともなると大丈夫だろうって感じで慣れとは恐ろしい。でもいくら騒いだからってクラブの床って落ちるもん?老朽化していたんだろうか?
その事故で多くの負傷者に加えてルミナウイルス感染者もいるため聖まごころ病院は大忙し。外国人に色々な言語で話しかけてどこの国の人か判断している堀井だけど一体この人はどういう設定なんだ?ミステリアス過ぎる。
敬三に続き、今度はヨウコと啓介がテレビ出演。そこでヨウコは歌舞伎町ウイルスのとういう名称の禁止と特別措置としての援助を官房副長官に申し立てる。
そもそも歌舞伎町で発生したわけでもないのに歌舞伎町ウイルスという名称を使う政府や報道機関の描き方に違和感しかない。文字が踊るとすればせいぜいタブロイド版のゴシップ紙ぐらいだろう。
歌舞伎町を目の敵にする発言も多いこの官房副長官、ヨウコに詰められて生放送で謝罪するが、政治家って簡単に謝らないってイメージがあったし、これが遺恨を残し、最終回のタイトルになっているヨウコの逮捕につながるのかなと思った。
逮捕はヨウコが無資格で医療行為に及んだ記事が週刊誌に掲載され、それがきっかけだった。そして元をたどればそれをリークしたのは舞だったということが判明する。理由は自分がうまくいかない時に、ヨウコがメディアでちやほやされているのが悔しかったからSNSにポストしたというものだった。
数年が経過した聖まごころ病院。マユが看護師として、さらに舞もカウンセラーとして働き始め、享は5代目院長に就任。ヨウコはそこにはおらず、国境なき医師団として紛争地域でという終わり方だった。
最終回で夜の歌舞伎町に消えた後の舞のもろもろの様子が描かれていないし、啓介とヨウコの逮捕にいたる理由も弱い。
最初に始まった時におそらく最終回は逮捕されるんだろうなと想像できたので、どういう経緯でそうなるのかが終盤の見どころだと思っていた。
時間がなかったからか中途半端で未消化な感じがした。後、もう1話とちょっとあれば良かったんじゃないかな。物足りない気持ちでいっぱいだ。
