第5話 ヨウコが見た命の不平等!ホームレスと政治家が緊急搬送
ヨウコ・ニシ・フリーマン … 小池栄子 高峰享 … 仲野太賀 南舞 … 橋本愛
高峰はずき … 平岩紙 横山勝幸 … 岡部たかし 田島琢己 … 馬場徹
堀井しのぶ … 塚地武雅 若井あかね … 中井千聖 村木千佳 … 石川萌香
吉野勇介 … 萩原護 岡本勇太 … 濱田岳 リツコ・ニシ・フリーマン … 余貴美子
白木愛 … 高畑淳子 高峰啓三 … 生瀬勝久 高峰啓介 … 柄本明
ヨウコが異母姉妹と知り動揺を隠しきれないはずき。はずきがヨウコに辛く当たるには嫉妬心からなのだろうと思っていたがそれだけではないようだ。
院長・啓介はヨウコに病院を継いでもらいたいと話すがはずきは大反対。恐らく啓介考えはわかっていてヨウコに病院を盗られてしまうと思っているのだろう。
リツコが言うようにエリートで大病院からのハンティングもあるというのを抜きにしても、ヨウコを見ていると病院を継ぐようには思えない。院長ってことは病院経営にも携わると思うが、そんなものには興味はなさそうが気がしてならない。そんなことに時間を割くくらいならば一人でも多くの病人を助けたいと言いそうだ。
時を同じくしてマユは母親のカヨと今後について話し合っていた。やり直したいというカヨだが、転居はしない、携帯番号も変更しない。接近禁止命令が出されたシンゴとの完全に断ち切るための行動を起こさない。
母親の煮えきらない態度に今までの思いを吐露し怒りをぶつけてしまうマユ。今までは我慢や逃げることしかできず、変わらなかった日常がヨウコと出会うことで、母親・カヨと決別することでさらなる前進が垣間見えた瞬間だった。マユとともにカヨも変わることは出来るのだろうか?
マユとともに変化していきているは享。心のベストテン第1位が舞からヨウコ変わってしまったのが大きとは思うが、ヨウコから教わりながら色々なオペの練習をしたりして医師としての成長も見られる。
ヨウコの死にかけている患者への対応。瀕死の状態から脳の錯覚で気持ちを持ち直すために、とにかく笑わせるというのもシゲさんの命を助けようと心臓マッサージするシーンへの前ふりだった。
笑うことで免疫力向上というのは聞いたことがあるけれど、生きるか死ぬかのシーンで大真面目にやっているシーンは面白くもこっけいでもあるのだが、虚しさとか切なさも感じた。
「命は平等」といいながらも、どうしてもホームレス患者よりもVIP患者の命を優先してしまうところになんとも言えない気持ちになった。
綺麗事だけでは成り立たないことも、おそらくヨウコもわかっていて、シゲさんの使うはずだったECMOを使用して命が助かった国会議員への訴えはせめてもの抵抗なのかなと思った。
そして、ヨウコが日本の医師免許を持っていないことが啓三にバレてしまい、次回への橋渡しして終わる。そういえば啓三は知らなかったのか。そうは言っても周りはみんな知っていたし、いずれバレて大事にはなりそうだと思っていたけれど、その事実を知った啓三はどう動くのだろうか?