新宿野戦病院⑧

REVIEW

第8話 アイドルのストーカー騒動が爆破事件に発展!?犯人は…

キャスト

ヨウコ・ニシ・フリーマン … 小池栄子  高峰享 … 仲野太賀  南舞 … 橋本愛
高峰はずき … 平岩紙  横山勝幸 … 岡部たかし  田島琢己 … 馬場徹
堀井しのぶ … 塚地武雅  若井あかね … 中井千聖  村木千佳 … 石川萌香
吉野勇介 … 萩原護  岡本勇太 … 濱田岳  リツコ・ニシ・フリーマン … 余貴美子
白木愛 … 高畑淳子  高峰啓三 … 生瀬勝久  高峰啓介 … 柄本明

 険しい顔をしているヨウコ。どうやら医師国家試験に向けて勉強しているようだ…と思ったら寝ていた。こんなに目をかっぴらいて寝る人も珍しいが、ヨウコならありえそうと思えるから不思議だ。

 難しいと嘆くからいったどんな医学の問題なんだろうと思ったら“ふさわしくない”という言い回しだった。その国で筆記試験といったら読み書きできるのは前提なので、そう考えると異国の地で試験に合格するって、なかなか大変なことだよなと思った。

 そん中、ご立腹な様子の白木。旦那のスマホがハプニングバーにあるという。

 確かめるために田島をつれて現場に向かう白木。ドスもって着物着て姐さんのようで、なるで組事務所にでも殴り込みにいよくようだ。白木演じる高畑淳子は貫禄が合って似合っているけれど、演出としては過剰すぎない?面白いけれど。

 房江は自分が死んだら、一人っきりになってしまって誰が世話をするのかと堀井の心配をするが「死んだら心配できないから死なない心配をしろ」というヨウコ。まさに名言だよなあ。

 さらに「男だろうが女だろうが娘さんが超一流の看護師に変わりはない」と房江に伝えるのだったが英語なだけに伝わっていない。娘っていうのはわかったようだが。

 照れ隠しと熱い思いを話すと英語になってしまうのかなと思うとヨウコって人間味ある女性だなあと思う。

 ある日、コンカフェで働いている女性・かえでがストーカー被害に悩んでいると「Not Alone」へ相談にくる。

 岡本と聖まごころ病院の医師の面々は警備を兼ねてかえでの働くコンカフェへ。

 渋っていた割には享、田島、横山ともに嬉しそうに楽しんでいる。ゲームで負けて「一番安いシャンパン入れてやるよ」という享だけど、そこは一番高いシャンパンじゃないの?意外と財布の紐が堅い。

 岡本はストーカー男を見つけると、かえでに付きまとったりしないように警告するが果たしてどうなるか?そう簡単には素直にわかりましたってはならないよね。

 そんな折、白木の旦那・誠の姿が…。実はハプニングバーと同じビルにあるコンカフェに通っていたことが発覚。冒頭のGPSの話がここにつながってくる。

 その後、かえではコンカフェ卒業記念としてライブ配信を行い、ストーカー被害の状況を赤裸々に語る。そして、かえでのラスト出勤日、コンカフェで爆発音とともに火災が起こる。

 犯人は結局、かえでにストーカをしていた後藤ではなくて黄色のTシャツ男だった。この男、最後の10分ぐらいでいきなり存在が明らかになるが、突拍子すぎる。アカウントは出てくるものの姿もどこかで登場させておくべきだっただろう。

 さらにストーカー男も岡本に警告されたことライブ配信でかえでの気持ちを知ったことで謝罪してストーカー行為を辞めるに至ったようだが、それくらいで改心するくらい単純なものなのではないだろうと疑問に思った。

 それにストーカーを拘束するしないで言い争った岡本と舞のシーンも生きてこない。

 爆発事故を入れるならそれをうまく使って改心するようにしたほうが自然だったように思える。