ホットスポット⑥

REVIEW

第6話 寒い夜の出来事

キャスト

遠藤清美 … 市川実日子
高橋孝介 … 角田晃広
中村葉月 … 鈴木杏
日比野美波 … 平岩紙
磯村由美 … 夏帆
沢田えり … 坂井真紀
奥田貴弘 … 田中直樹
村上博貴 … 小日向文世

あらすじ

〇オーナー来訪と村上の横顔
 ホテルに出勤した清美は、珍しくオーナーが顔を出すと聞き、朝から気が重い。具体的な被害があるわけではないが、スタッフ全員が漠然と苦手意識を抱いている存在である。清美はなるべく顔を合わせまいと昼食を外で取ろうとするが、その途中、外出中の長期滞在客・村上を目撃する。富士山を眺めながら感傷に浸る村上の姿は意味深だが、その心情や目的はわからない。

〇娘不在の夜と昔話
 夜、仕事を終えた清美は、娘の若葉が外泊するのをいいことに、葉月、美波と地元の飲食店で落ち合う。冬でも半袖半ズボンだった同級生“ミノケン”の思い出話など、他愛のない昔話で盛り上がる時間は、彼女たちにとって束の間の息抜きである。日常の延長にあるこうした会話が、彼女たちの関係性の安定を象徴している。

〇紀子のスナックへ
 そこへ綾乃から連絡が入り、同級生・紀子が営むスナックに行くことになる。清美にとってスナックは馴染みのない場所だが、店に入ると従業員の瑞稀が、職場の同僚・由美の幼馴染であることが判明し、一気に距離が縮まる。地元の狭い人間関係が次々につながり、町という共同体の濃密さが浮き彫りになる場面である。

〇由美に知られた正体
 一方その頃、ホテルで夜勤中の高橋は、やむを得ず正体を明かした由美から、10円玉曲げ以外の能力も見せてほしいと頼まれてしまう。勤務中にもかかわらず能力を使う羽目になり、高橋は再び軽率な行動とリスクの間で揺れることになる。由美の好奇心がどこまで危険なのか、第6話時点ではまだわからない。

〇スナックで起こる事件
 楽しい時間が流れるスナックで、突如として事件が発生する。詳細な内容や原因については、第6話時点では明確には描かれていない。清美、葉月、美波、綾乃らは力を合わせて事態の収拾に動くが、その過程で高橋の能力が必要になるのか、あるいは人間同士の判断で乗り切るのかは、緊張感をもって描かれる。

見どころ

〇地元コミュニティの濃度
 第6話では、スナックを舞台に地元の人間関係が一気につながっていく様子が描かれる。幼馴染、同級生、職場の同僚が次々と結びつくことで、町の狭さと息苦しさ、そして安心感が同時に表現されている点が見どころである。

〇秘密が拡散する危うさ
 高橋の正体を知る人物がまた一人増えたことで、秘密の管理はさらに難しくなる。好奇心から能力を試そうとする由美の存在は、善意と無邪気さが危険に変わる可能性を示している。秘密は守るほど脆くなるという、本作のテーマが改めて強調される回である。

〇非日常が社交の場に侵入する瞬間
 これまで職場や私生活で描かれてきた非日常が、スナックという社交の場に持ち込まれることで、物語は新たな局面に入る。事件の真相や結末はまだわからないが、日常の娯楽空間が一転して緊張の場となる構図が、第6話の大きな魅力である。

感想

 娘・若葉が外泊することをいいことに清美は葉月、美波を誘って「もんぶらん」で夕食。その後は綾乃の誘いで同級生・紀子のスナックへ。どちらも学生時代の昔話しで盛り上がる。

 大まかに言うと今回はそれだけの話なのだが、昔話が絶妙すぎて、そういうヤツいたねとかそういうことがあったって思えてしまう。

 ストープで上履き溶かすヤツはパン焼くヤツとか確かにいた。鼻糞を焼くヤツは…記憶にはないけれどもしかしたらいたのかな?ミノケン、どんなヤツなのか気になるけれど、きっとおちゃらけたヤツなんじゃないかなと何となく想像はつきそう。

 たまごっちのくだりとかも偽物あったあったってなったし、懐かしいと思ってしまった。同級生と会うとこんな感じなのはよくある。

 そして、最後は由美が幼馴染の瑞稀に高橋の秘密を話ししてしまったために会って能力を見せることに。

 以前、清美が葉月と美波と高橋に会わせたのと同じよなシーンを持ってきて高橋に既視感のあるシチュエーションと言わせている。昔話のシーンで見ている人間が思ったことをここで代弁してくれている。

 「絶対内緒にします」という瑞稀に高橋の「こいつら全然信じない」という言葉。おそらく、由美と瑞稀が高橋が宇宙人だと思っていないってことなんだろう。

 でも、きっとまた誰かに話すだろう、こいつら(のこと)全然信じないという意味にも受け取れてしまい、なかなか奥が深い。

 今回、綾乃、瑞稀と高橋の秘密を知る人間が増えたが、この先も増えていくのか?