ホットスポット⑨

REVIEW

第9話 特別

キャスト

遠藤清美 … 市川実日子
高橋孝介 … 角田晃広
中村葉月 … 鈴木杏
日比野美波 … 平岩紙
岡田綾乃 … 木南晴香
磯村由美 … 夏帆
沢田えり … 坂井真紀
奥田貴弘 … 田中直樹
村上博貴 … 小日向文世

 高橋の命の源である温泉が消滅する危機を避けるため支配人・奥田はオーナーにホテルを残してもらうように交渉するが、売却の決定は覆らない。未来人・村上によるとホテル跡地は市が買い取り、多目的施設が建設されるらしい。清美、葉月、美波はホテル存続のための作戦会議を始めるが…。


 レイクホテル浅ノ湖が売却の裏には不正がある。そして原口オーナーと梅本新市長が関わっているとにらんだ高橋らがそれを暴くために奮闘するのが今回。

 そのために協力してくれる人を増やすために特別と言って宇宙人であることをカミングアウトする高橋。それにしても今回だけで一気に高橋が宇宙人であることを知る人が増えたなあ。

 面白いのは女性は意外とすんなり受け入れるの対して男性は困惑状態。男女での受け止め方の違いが面白い。出てくる女性の登場人物はみんな度量が広いってことか。

 弁護士のミノケンから話を聞き、原口が梅本に賄賂を贈るにあたり合意書を交わしてそれが証拠になるというので手に入れることを計画する面々。

 帰り道の車内で清美、葉月、美波にお礼を言う高橋に3人は今まで助けてもらったからお互い様だといいシーン。でもそれで終わらず恩着せがましい高橋。さらにオーナー事務所に忍び込む時に行けたら行くという3人。でも、そんな会話も仲良し4人組って感じで微笑ましい。

 計画実行の時、誰も一緒に行ってくれないのかなと思ったら車2台でいつもの3人に彩乃に由美に瑞稀も同行。特に超能力者の瑞稀を呼んだのはナイスな判断。

 ところで高橋宅の前に来た時にいた女性は6人だったはずなのに途中から1人増えているのはどういうこと?最初はスナック「のん」のママを演じるMEGUMIかと思ったけれど、何度見返しても顔が違うし誰?今まで登場人物として出てきた記憶がない。これって何を意味しているのだろうか?

 オーナー事務所に到着し、無事セキュリティーを解除して忍び込み高橋だったが、途中から警備会社の車が来るは、オーナーもやってくるはで大ピンチ。

 天井だったり壁にしがみついたりして警備の人間をやりすごく高橋は宇宙人っていうより、忍者みたいで何か古典的。宇宙人だったら宙に浮いたり、消えたりできても良さそうな感じなのにそうじゃないところはこのドラマの世界観に合っているのかも。