第2話 しょうもないお願い
キャスト
遠藤清美 … 市川実日子
高橋孝介 … 角田晃広
中村葉月 … 鈴木杏
日比野美波 … 平岩紙
磯村由美 … 夏帆
沢田えり … 坂井真紀
奥田貴弘 … 田中直樹
村上博貴 … 小日向文世
あらすじ
〇秘密を共有する4人
遠藤清美は、職場の同僚・高橋が宇宙人であるという事実を知ってしまう。さらに清美は「誰にも言わないでほしい」という高橋の忠告を破り、幼馴染の葉月と美波にその秘密を打ち明けてしまった。その結果、清美、葉月、美波、高橋の4人は、宇宙人という重大な秘密を共有する関係となる。後戻りできない関係性が、ここで静かに成立するのである。
〇距離が縮まる日常
高橋という存在をきっかけに、清美、葉月、美波の3人は以前より頻繁に顔を合わせるようになる。週末には地元の飲食店でランチを取りながら、他愛のない近況報告を交わす。ショッピングモールで街頭インタビューを受けた美波の話題など、会話は相変わらず緩やかだ。しかしその穏やかな空気の中に、4人だけが共有する非日常が確実に混じり始めている。
〇教師・葉月の危機
和やかな時間の途中、葉月は深刻な表情で相談を切り出す。小学校教師である彼女は、教師生命に関わりかねない厄介なトラブルに巻き込まれているという。詳細な経緯や原因については第2話時点ではすべて明らかになっておらず、どこまで深刻なのかはわからない。ただ一つ確かなのは、葉月が追い詰められているという事実である。
〇宇宙人の力を使うという選択
葉月を救うため、清美たちは高橋の宇宙人としての能力に頼ることを考える。しかし高橋は、むやみに能力を使うことに強い抵抗を示す。正体が露見する危険だけでなく、自分の力が日常を壊してしまうことを恐れているのだ。それでも清美たちは、高橋を説得し、常識外れな解決策へと踏み出していく。
〇深夜の小学校潜入
4人は深夜の小学校に忍び込み、誰にも見つからないように葉月の抱える問題を収拾しようとする。日常の延長線上にあるはずの学校という場所が、非日常の舞台へと変わる瞬間である。果たして高橋の能力は友人を救うことができるのか、そしてその代償は何なのか。その答えは、静かな緊張感の中で示されていく。
見どころ
〇善意が危うさを帯びる瞬間
第2話では、友人を助けたいという善意が、ルール破りや危険な行動へと変わっていく過程が描かれる。宇宙人の力を使うことは正しいのか、その判断は誰が下すのか。明確な正解がないまま突き進む姿が、このドラマ特有の不安とリアリティを生み出している。
〇能力を持つ者の倫理
高橋が能力の使用をためらう姿は、ヒーロー的存在とは対極にある。助けられるから助ける、という単純な構図ではなく、力を持つこと自体の責任が描かれている点が印象的である。宇宙人という設定を借りながら、人間社会の倫理観を問いかけているのが本作の特徴だ。
〇日常と非日常の境界線
ランチの雑談から深夜の学校潜入まで、日常と非日常が地続きで描かれる構成が第2話の大きな魅力である。特別な事件が起きているようでいて、登場人物の感情はどこまでも現実的だ。そのズレが、物語を奇抜ではなく、妙に身近なものとして成立させている。
感想
小学校で教師をしている葉月の相談にまつわるのが今回の話。
体育館の天井にボールがひっかかっていることに気づいた生徒たちにあおられて、ボールを打って取ろうとする。しかし失敗してさらに2つもボールを挟んでしまう。
このままでは教師の威厳が損なわれ、教師生命が危ぶまれてしまう。
そこで、宇宙人の高橋の手を借りて問題を解決ししてもらおうというのが「しょうもないお願い」。
そしてまさに能力の無駄遣い。しかもジャンプしてボールを叩き落とした後の着地が無駄に恰好良い。さらに体育館の屋根に月をバックに立つ高橋、まるで正義の味方のヒーローのようだ。校庭にミステリー・サークルのごとく落書きをしていた犯人たちにボールを投げつけ気絶させる。最後の一人にはなめていた飴を飛ばす。
でも格好いい感じでしめてしまっていいの?全部、ボールを取り終わった後、足腰に疲労がきてコケて頭を打つってシーンがあったが、飴を飛ばした後にもそういうシーンがあった方が「らしい」と感じた。
そう思うのはやはり高橋というより東京03の角田と見てしまっているからかもしれない。
お願いもしょうもなかったけれど、高橋と清美ら仲良し3人の会話もしょうない内容だった。しょうもないけれど、日常にありそうな会話で、このシーンだけでも大笑いさせてもらった。
ボールを取りにいくのに立ち会う、立ち会わないでの揉めてる会話だったり尿検査の話で出てきた尿カップ回収の大会など何度見ても笑える。
最後は、途中でさんざん出てきた富士山は静岡と山梨どちらのものかというテレビの街頭インタビューの話の結末。美波も由美もテレビ局の意図を汲んだ回答をしたものの放送されなかった。
さらに美波が記憶力が落ちるという話をしていた時に清美は自分は違うと否定するが、コンビニへ目的のものを買いにいってそれを買うのを忘れてしまうとオチ。最後に、きちんと回収されていて納得。途中で何気なく出てきた会話に見えても緻密に計算されたセリフなんだろう。

