第10話 遺言書が導く未来
灰江七生 … 赤楚衛二
三富令子 … 桜田ひより
朝永秀樹 … 矢本悠馬
福士遥 … 落合モトキ
金山竜 … 渋川清彦
羽毛田香 … 三浦貴大
地鶏健吾 … 加藤雅也
居眠り運転の汚名を着せられた和宏の無念を晴らすため、法曹界の重鎮・地鶏の悪事を暴こうする灰江。しかし、共闘してきた羽毛田は消息不明となり、灰江の元に遺言書が届く。令子は元裁判官・煤田に真実の証言を約束をさせるが、これ以上、仲間を危険な目に遭わせたくない灰江は突き放す。いよいよ国家賠償請求訴訟を起こそうとする灰江と朝永。しかしその矢先、2人は逮捕されてしまう…。
ついに最終回にて地鶏が灰江の育ての父・和宏にひどい仕打ちをする理由が明らかにされた。
出世のために政界のドン・浅葉の娘と結婚したが子どもを授かず、かつて捨てた灰江を引き取ろうとした。しかし、何度頼んでも和宏に断られ続けたため、地鶏は次第に和宏を恨むようになったのが真相。
理由としては辻褄は合うけれど、バス事故でこの世にいない人間に汚名をきせるためにわざわざ手間かけてそこまでやる?
深雪と灰江に何かされて恨みがあるならば、わからなくもないが捨てたのは地鶏の方で、残された家族にとってはさらなる仕打ちをされる意味がわからない。
地鶏って出世と権力、そして自己中心的で性格歪んでるのかな。
羽毛田の命懸けのスクープ、それによって政界のドン・浅葉、さらに孫・台矢はどうなったのだろう?
地鶏がSNSの投稿を消そうとする動きはあったが、それ以外はうやむやな感じでわからない。浅葉とともに権力を使って各メディアに圧力をかけて報道しないようにしたのだろうか?
令子と朝永には「アリが十匹」、福士には「ありがとう」と灰江が感謝を述べるシーンがある。それぞれの関係性の違いなんだろうけれど、前者は照れ隠し、後者は下手してバレれば福士も危うい中での心のがこもった感謝。どちらも良いシーンだけれど、お礼を言われた後の福士も何ともいえない表情で印象に残った。
羽毛田が眠る桜の木の下で、医大に戻る令子、フランスの科捜研に行く朝永にエールを送る灰江。その後、左を歩く灰江、右を歩く朝永、桜の木を前に2人を見送る令子というシーンになるけれど、3人同時に歩き出した方が綺麗な気がする。それぞれが新しい道を進むという意味合いになると思うし、もし見送るのなら令子よりエールを送った灰江の方がふさわしいのではと思ったが…。
最後、灰江の胸に弁護士バッジがあったので、弁護士に戻ったと思う。そして金山が相続の依頼にやってきたので、スペシャルでこの話をやってくれないかなと思うのであった。


