第8話 絶望から救え…!命がけの行動!
キャスト
八神結以 … 桜田ひより
林田大介 … 佐野勇斗
万代詩乃 … ファーストサマーウイカ
山口健二 … 結木滉星
大西真咲 … 加藤千尋
大西岬 … 髙塚大夢(INI)
田端春輝 … 日高由起刀
岩田美麗 … 志田未来
八神恭一 … 間宮啓行
城之内晶 … 原沙知絵
香坂莉里 … 影山優佳
林田智子 … 野波麻帆
藤颯太 … 田中俊介
蛯原刑事部長 … 阪田マサノブ
霧生忍 … 神尾佑
斎藤丈治 … 飯田基祐
小宮山拓 … 松尾諭
白木広太 … 山口馬木也
霧生京 … 富田靖子
八神慶志 … 北村一輝
あらすじ
○さとりの真実
大介(佐野勇斗)は自首を決意した矢先、白木(山口馬木也)が結以(桜田ひより)の前に現れる。「握手してみませんか」と手を差し出された結以は、自分の能力がさとりと呼ばれる力だと初めて知らされる。八神家の能力であり、養子である結以がそれを持つ理由に白木は疑問を抱いていた。結以は自分の出生の秘密を知る覚悟を迫られ、思いもよらない真実に直面する。
○血統の謎
白木の説明によれば、さとりは八神家の血を引く者だけに遺伝する能力であり、祖父・八神恭一(間宮啓行)も同じ力を持っていた。しかし、養子になった慶志(北村一輝)と亡き母からはその力を持っているはずもなく結以に遺伝するはずがない。では結以の生物学的な親とは誰なのか
○絶望と危険
出生の真実を知った結以は「私なんて…生まれてきたのが間違いだった」と深い絶望に襲われ、パニック状態に陥る。心の揺れが極限に達した結以は、予想もしない絶対にしてはいけない選択をしようと動き出す。自分自身の存在そのものを否定する行為にも見えるその決断は、結以という人物の弱さと強さが交錯する重要な場面となる
○運命を狂わせた告白
そこへ、もう一人のさとり保持者である祖父の娘、霧生京(富田靖子)が姿を現す。「あなたたちの運命を狂わせたのは、私…」と切り出す京は、八神家の呪われた過去について語り始める。彼女の告白は、単なる出生の謎を超え、八神一族が抱える因縁と呪縛の核心に迫るものであり、結以と大介の運命すら一変させるほどの衝撃を与える。
○誘拐犯グループの逆襲
その最中、過去の誘拐犯グループの一員である山口健二(結木滉星)が、大介への逆恨みから大介の母・智子(野波麻帆)を誘拐・監禁する。山口は「助けてほしけりゃハチを連れてこい」と結以との交換を迫り、逃避行中の二人に新たな危機を突きつける。前を向こうと決意した矢先、運命と宿命が結以と大介を容赦なく巻き込んでいく。
見どころ
○さとりの核心に触れる衝撃
最大の見どころは、結以の能力がさとりであると明かされ、出生の秘密が暴かれる展開。これまで断片的だった謎が一気に核心に触れ、結以が八神家の血を継いでいない可能性や、力の継承の意味が物語を根底から揺るがす。白木の証拠と霧生京の告白が絡み合い、物語はサスペンスから血縁のドラマへとシフトする。
○八神一族の因縁とその告白
もう一人のさとり持ち・霧生京の登場は、ただの解説役に留まらない。彼女は八神一族の歴史と悲劇、その責任を自ら語り、結以と大介の運命を根本から揺さぶる。血と力の因縁は、結以の出生を巡る核心であり、第8話のドラマ性を高める重要な存在となる。
○誘拐犯グループの影
血縁の謎が中心となる回でありながら、逃亡劇の緊迫感も失われない。山口による大介の母・智子への拉致監禁は、感情の軸を個人的な復讐へと転換させる危険な展開だ。「ハチを連れてこい」という条件は、結以と大介の絆と選択を試す新たな局面であり、視聴者の心を強く揺さぶる。
感想
結以の持つ能力がさとりと明かされ、出生の秘密が明らかになった。特に出生の真実を知った結以の絶望感が胸に刺さった。自分が存在してはいけないと追い詰められた表情と感情の爆発…桜田ひよりの演技も良かった。このドラマの中で屈指の見どころのシーンといっていいだろう。
また、霧生京の登場によってさとりが単なる特異体質といより、八神一族に継承される呪いのようなものであることが語られた。
そして、嘘により結以ら家族の運命を狂わせたことを京が告白し謝罪するが、大介は違うと言って否定する。京の嘘も結以の存在もどちらも肯定する大介のこのシーンも印象的だった。
逃亡劇から始まった物語が血縁と宿命のドラマへとシフトした瞬間でもあった。
ただ、それは結以だけではない。誘拐犯グループの一人である山口が大介の母・智子を人質に取り、結以との交換を突きつける。ギャンブル依存症の母によって迷惑をかけられてきた大介だが、見捨てることができない。
希望の光が差し掛かった2人の前に、再び試練が立ちはだかる。次回へ向けて緊張感が高まる。

