第4話 「せせり青椒肉絲」
キャスト
伊澤美幸 … 栗山千明
島村直人 … 武⽥航平
富川葵 … 辻凪⼦
牛場 … 馬場裕之(ロバート)
珍山 … ミスターちん
肉山 … 土屋伸之(ナイツ)
ヤス … 本宮泰風
アキラ … アキラ100%
馬太郎 … 片岡鶴太郎
海野二郎 … おかやまはじめ
あらすじ
○病院での密かな取引
究極の晩酌を追求する伊澤美幸(栗山千明)は、骨折によって入院を余儀なくされた上司の海野(おかやまはじめ)を訪ねる。目的は業務上必要な印鑑をもらうことだったが、海野はすんなりとは応じない。彼は承認の交換条件として、病院食にはない中華料理の差し入れを要求する。仕方なく美幸は病室を飛び出し、指定されたメニューを求めて街へと買い出しに向かう羽目になるのだった。
○厳格な医師との攻防
中華料理を無事に調達した美幸だが、最大の難関は病室までの道のりに待ち受けていた。担当医である石田(徳重聡)は非常に厳格な性格であり、持ち込みの食事など言語道断という態度を崩さない。美幸は鋭い光を放つ石田の監視の目をくぐり抜け、匂いの強い料理を隠し持ちながら海野の元へと接近する。緊張感が漂う院内を舞台に、機転と隠密行動の真価が試される。
○変わり種中華で至福の乾杯
院内での大仕事を終えて帰宅した美幸は、自らの渇きを癒やすべくキッチンに立つ。今宵の献立は、手軽かつ独創的な変わり種中華のフルコースだ。ひき肉を皮で包まず豪快に仕上げる皿焼売、鶏の首肉を使った旨味の強いせせり青椒肉絲、そして刺激が癖になるからしマヨくらげを手際よく調理する。心身ともに疲労した一日の終わりに、冷えた酒と特製中華が五臓六腑に染み渡っていく。
晩酌
- 皿焼売
- せせり青椒肉絲
- からしマヨくらげ
- 金麦1缶、翠ジンソーダ1缶
感想
病院という閉鎖空間で展開されるスリリングなミッション。それが前半部分の最大の見どころだ。ルールに固執する石田医師、さらに病院関係者に見つからないように中華料理を持って海野を連れ、屋上へ向かう美幸。
何てことない。こっそりと持ち込み料理を屋上で食べるだけなのだが、まるでスパイ映画のごとく緊張感を漂わせてしまうのが面白い。
もちろん、美幸を巻き込んだ元凶は海野だ。だけど相変わらず何だか憎めない。そして「我慢するために生きているんじゃない。幸せを味わうために生きているんだ」という名言も出る。もっとも石田医師を煙にまくためにそれらしい話をしたというオチがつくのは彼らしい。
そして、これらを浄化するために晩酌シーンへ。特に「皿焼売」は、一つずつ皮に包む手間を省きながらも焼売の醍醐味を味わえる一品だと思うので試してみたい。
