問題物件①

REVIEW

第1話 奇妙な不動産ミステリー!借りたら必ず死ぬ部屋

キャスト

犬頭光太郎 … 上川隆也
若宮恵美子 … 内田理央
大島雅弘 … 宮世琉弥
有村次郎 … 浜野謙太
片山芳光 … 本多力
大島高丸 … 船越英一郎

 大島不動産販売に勤務する恵美子は営業部からクレーム対応の名目で新設された販売特別室に異動。初日、彼女が呼ばれたのは社長・高丸の甥で室長の雅弘の豪邸。そして、室長代理の片山から命じられたのは「借りたら必ず死ぬ」という事故物件の調査だった。心霊現象が苦手な恵美子がその物件を訪ねると、そこには犬頭という謎の男が…。


 問題物件ということで、おそらく前居住者が何らかの理由によって死亡した物件ばかりが続くドラマなんだろうか?

 「借りたら必ず死ぬ部屋」ということで、借りた人が過去に5人連続で自殺で亡くなっていた物件と初回から想像以上の物件だった。

 さすがに5人は多いし何らかの理由があって、そのうち1件ぐらいは本当の目的で後はそれを隠すためのカモフラージュなのかな?という予測はついた。

 最初の自殺発見者っていう管理人も怪しかった。ただ、「借りたら必ず死ぬ部屋」に入居予定の相田も殺そうと狙っていたとは思いもよらなかった。

 でも、きっとこのドラマ、ミステリーの謎解きを楽しむっていうより、上川隆也が演じるクセ強めの犬頭を見て楽しむのが正しいのかもしれない。

 ところで、犬頭って犬太の化身か何か?最後の最後で犬太が犬頭が着ていたコートと同じ色の服を着ていたり、何だか動きも似ている。そう考えると、犬に肩入れするのもカフェで犬頭がジャーキーかじってミルクを飲んでいたのも説明がつくが…。

 謎の男・犬頭光太郎と内田理央演じる若宮恵美子のコンビの掛け合いもさることながら、問題物件の裏に潜む事件も面白そうだ。