119エマージェンシーコール①

REVIEW

CALL−1 緊急通報指令!声で命をつなぐヒーロー達

キャスト

粕原雪 … 清野菜名
兼下睦夫 … 瀬戸康史
新島紗良 … 見上愛
与呉心之介 … 一ノ瀬颯
箕輪健介 … 前原滉
上杉昴 … 酒井大成
田中悠 … 三浦獠太
粕原小夏 … 蓮佛 美沙子
粕原春香 … 堀内敬子
粕原銀 … 遠山俊也
高千穂 一葉 … 中村ゆり
堂島信一 … 佐藤浩市

 緊急通報に応答する消防局の指令管制員として働く雪は教育係の兼下から、いたずら通報への対応の長さをとがめられつつも、一度聞いた音や声を忘れない特技を生かして仕事に取り組んでいる。そんな中、ネットカフェから火事の通報が寄せられる…。


 舞台は消防局の通信指令センター。救急車、消防車の出動を指令する指令管制員の話。

 粕原雪は銀行を退職して指令管制員になるために消防局に入った。119番通報したときに管制員の声に助けられたという過去があり、指令管制員へといのは自然の流れなのかなと思う。

 ただ、その前に銀行員への道に進み、消防のイベントで堂島が話していたこと言葉をきっかけに、そこを辞めて司令管制員に転職している。そこは転職とかでなく、直接、消防局でいいじゃん。回りくどい展開だなと思った。

 ネットカフェの男性客から受けた対応が的確だったのかを確認するために後日、現場へ訪れる雪。

 管轄外でしかも立ち入り禁止の場所に入ってしまったのと、現場を信用していないと思われたのか、上杉に不快感をあらわにされてしまう。

 雪も通報者と現場の隊員たちに少しでも早く、繋げられるように現場に足を運んで確認しているんだくらい言い返しても良かったのに。

 上杉は嫌味でやな感じ。現場至上主義で指令管制員を下に見ているように感じた。

 ある日、マリンモールから異臭騒ぎが起きる。そこを訪れていて、フードコートでいきなり臭いと言ってわざわざ119番に電話かけてくる客がいるけれど、普通、店員に言いそうなものだが?

 エレベーターに閉じ込められたり、目の前で火事が火事が起こっているならともかく、少し臭いぐらいでわざわざ119番する人いるのかなと思った。

 それがあって雪は現場に訪れ、色々確認し、地下の機械室や掃除ロボットの存在を知っていたおかげで莉乃を無事救出出来たのだが…。

 一度聞いた声や音を忘れないという特技に加え、現場に足を運び、さらに観察力あるから新人ながら管制員としてはかなり優秀なんじゃないかな。

 とはいえ、組織の輪は乱しそうだから、兼下や消防隊の人間とはこの先、どこかでぶつかりそう。