潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査⑦

REVIEW

第7話 兄妹、暴く。

キャスト

渡良瀬貴一 … 竜星涼  渡良瀬優貴 … 八木莉可子  
鳳凰 … 藤ヶ谷太輔  青龍 … 桐山漣  朱雀 … 白石聖
白虎 … 黒谷友香  玄武 … 吹越満
岩木泰造 … 徳井優  高津美波 … 入山杏奈  吉野さやか … 長尾純子
芦田なお美 … 呉城久美  鳴瀬賢太 … 伊藤あさひ  土器若菜 … 岡井みおん
渡良瀬貴司 … 半田周平  櫛田塁 … フェルナンデス直行  九頭龍 … 川瀬陽太
信濃夢 … 篠田麻里子  狩野正臣 … 神尾佑  入間慎之介 … 及川光博

第7話ゲスト
淡路れいな … 二宮郁  芦田もえ … 板垣樹  豊川拓真 … 川井つと

 潜入捜査官として特殊詐欺組織幻「幻獣」に潜入した貴一と優貴は、敵対する組織「九頭龍」の内通者を暴き出そうとする。そんな中、入間が幻獣に捕らわれてしまう。そして入間の始末を命じられた貴一は、鳳凰へのさらなる信頼を得るために入間へ襲いかかる。果たして、内通者は誰なのか?正体は?


 ハコの中の裏切り者の正体を暴く。今回の大まかな内容だ。

 まず、その前に幻獣に捕まった入間を玄武から始末するように命じられる貴一。幹部らも見守る中、入間を刺すしかないような状況。

 貴一はどう切り抜けるのかと思っていると、ナイフを止めて殴り殺すといって入間を殴り始める。ナイフで一撃に比べれば時間は稼げると思っていると、さらに入間がGPS持っているのを見つけ、いいタイミングで警察が突入。

 もっとも拉致された場所は前もって先に警察に連絡してあり、入間が持っていたとされたGPSも前もって仕込んでおいたものだった。

 しかし、殴られている方はもちろんだけれど、殴っている方も素手だから痛いんじゃないかなと思うシーン。実際には殴っていないと思うけれど、見ていて自分も痛そうに感じて仕方なかった。

 その後に貴一と再開した入間は顔が晴れていたけれど、その後はすっかり元通りで、あれ?けっこう顔の腫れがひくのが早くない?

 さてさて、今回の本題は裏切り者。内通者を見つけ出す過程で貴一と優貴はギャンブル依存症である美波に疑いの目を向ける。

 何かワケありで、さらにハコ長だから他のメンバーより権限持っている、そして何より後から入ってきた貴一と優貴が幹部と直接会っているのも気に入らず、裏切り者を考えると美波は怪しい。

 割とこのドラマが始まった最初の方から美波は何かありそうと思っていた。ただ、今まで見ているとこのドラマ、どんでん返しがあるので、美波=内通者ではないのだろうなと感じてしまった。

 それにしても内通者をあぶり出すために、嘘をでっちあげた挙句、危険を承知でデータセンターに潜入するってなかなかのもの。セキュリティーも頑丈だろうし、どこまで勝率があったんだろうか。

 内通者はなお美だったけれど、最初から九頭龍側のスパイってわけでも自分の金欲を満たすためでもなく、娘を殺すと脅されて、なくなくという情報を流していたと理由だった。

 個人的にはもっとゲスい自分自身の醜い欲のために幻獣を裏切って、その場で処刑する展開を期待していたのだが見事に予想を外された。

 ただこうなってくると貴一はともかくとして、優貴はかなりハコのメンバーに情が移っていて、この辺りが今後のキーになっていきそうだ。