第6話 少女探偵団結成!手鏡に隠された秘密とは…!?
祝左右馬 … 鈴鹿央士 浦部鹿乃子 … 松本穂香 端崎馨 … 味方良介
藤島千代 … 片山友希 倉田達造 … 大倉孝二 倉田ヨシ江 … 磯山さやか
六平 … 今野浩喜 久我山小百合 … 村川絵梨 藤島雪乃 … 櫻井淳子
藤島幸弘 … 杉本哲太 浦部フミ … 若村麻由美
千代は通りで男性とぶつかり転倒。その拍子に千代の荷物は散乱し、その人のものと思われる手鏡が紛れ込んでしまう。鹿乃子と共に男性を捜すために少女探偵団結成。左右馬の助言を得て、その男性は荒物屋に間借りする利市だと判明し、彼を訪問。利市の「手鏡を捜していた」のは本当だったが「母の形見」だというのは嘘だと気づき、鹿乃子は混乱する。そんな中、同じ細工の手鏡を盗まれたという女性が現れる…。
少女探偵団結成と手鏡。サブタイトルに入っている文字から鹿乃子と千代がコンビを組んで手鏡に隠された謎を解いていく話なんだろう。
そして、暴走する千代を嘘がわかる鹿乃子が補佐して、影で見守りつつ正解への一本道へとたどり着かせようとするのが左右馬なんていう物語を想像していた。
千代が男性とぶつかり、その後、探偵事務所でカバンを開けたところ見覚えのない手鏡を見つけたところから今回のドラマの本題に入っていく。
ぶつかった男性のものではないか?ということで彼の装いなどから左右馬が左官屋ではないかとアドバイスし物語は進んでいく。
無事、ぶつかった男性…利市を見つけ、手鏡を返すが「母ちゃんの形見」と言った言葉は嘘で、さらにその周辺ではひったりが発生していた。その中にはその手鏡とそっくりなものも含まれていた。
鹿乃子と千代は利市が犯人だと思い込んでいたが、結末は手鏡は別の物でもちろん利市も犯人ではなかった。
ヤイコという母親が失踪した少女の兄代わりに面倒を見ていた利市が彼女が寂しくないようにたまたまドブ掃除で見つけた手鏡を「母のもの」といって渡していたのだった。
サブタイトル安易に内容を想像してしまったことは浅はかだった。本題は「嘘がわかるからこそ、見えなくなっているものがある」ということでなかなか奥が深い。
ドラマの展開としては左右馬と鹿乃子のコンビである程度事件を解決して、慣れてきて余裕が出てきた頃、最終回前ぐらいにもってきても面白かったかなとも思う。
鹿乃子がどん底まで落ち込みつつも左右馬が「一緒に入れば足りないものが補い合える」といって絆が深まった2人が最終回へのミステリーへと考える自分は浅はかなのだろうか。