潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査⑥

REVIEW

第6話 兄妹、逢う。

キャスト

渡良瀬貴一 … 竜星涼  渡良瀬優貴 … 八木莉可子  
鳳凰 … 藤ヶ谷太輔  青龍 … 桐山漣  朱雀 … 白石聖
白虎 … 黒谷友香  玄武 … 吹越満
岩木泰造 … 徳井優  高津美波 … 入山杏奈  吉野さやか … 長尾純子
芦田なお美 … 呉城久美  鳴瀬賢太 … 伊藤あさひ  土器若菜 … 岡井みおん
渡良瀬貴司 … 半田周平  櫛田塁 … フェルナンデス直行  九頭龍 … 川瀬陽太
狩野正臣 … 神尾佑  入間慎之介 … 及川光博

第6話ゲスト
球磨栄子 … 松岡依都美  嘉瀬大地 … 濱正悟  老婆 … にしだまちこ

 潜入捜査官として特殊詐欺組織幻「幻獣」に潜入した貴一と優貴はついに復讐相手の鳳凰にたどり着く。「お二人に仕事を頼みます」と、鳳凰直々に仕事を命じられる貴一と優貴。鳳凰の信頼を得るためにも覚悟を決め、兄妹は指示に従う。ある企業に「ランサムウェア」を仕掛け、不正に暗号化したデータ復元と引き換えに身代金を奪おうとするが…。


 ついに鳳凰との対面を果たした貴一と優貴だが、いきなりの難題ををふっかけられる。「2分以内にどちらかを撃ち殺せ。両方生きていた場合は2人も殺す」という鳳凰。

 貴一が出した答えは自分のコメカミに向けて拳銃の引き金を引くだった。きっと、死すら恐れず組織に忠誠を誓い、秘密を守れるかどうかを試されたのではないかと思う。

 拳銃は空発だったが弾は入っていなかったのだろうか?言葉通りもう一発入っていれば、貴一が運まで持っているかも試したとも思えるが、鳳凰を狙って撃つ可能性も考えると実際はどうだったのだろうかと気になってしまう。

 そんな鳳凰のテストをなんとか通過した後、貴一らには仕事の指令が下る。今回はある企業にランサムウェアを仕掛けて身代金をだまし取ろうとするものだ。

 ターゲットの企業である「SaySayStreet」との交渉は意外に順調だったので、今回はすんなり行くのかと思って時計を見たら、まだまだ放送時間終了には持て余すので、この先何かあるかも?と思っていたとこで貴一たちの素性がバレてしまった。

 すんなりいってしまったら面白くないもんね。でも正体バレたとたん「SaySayStreet」が雇っている人間?が襲いかかってくるのはわかるけれど、拳銃まで持っているってどんな会社なんだか。

 さらに違法薬物を政治家、芸能人、暴力団に流していると裏の顔を持っている通販会社だった。表の顔だけでも相当の稼ぎがあるのに、わざわざリスク背負って薬物の売買までしているのもよくわからないし何か理由があるのだろうか。

 犯人と県警が同一人物だと探り当てた割には短時間で優貴に薬物の顧客名簿を見つけ出されてしまうのもザルでよくわからない。

 と思っていたら「幻獣」の中に内通者がいて今回の詐欺の本当の目的はそれが誰なのかを炙り出すことだった。しかも、今回のことで貴一たちのハコの中にいるということがわかったが、果たしてそれは誰なのか?

 実際に交渉の場にいってサイバー犯罪捜査官になりすました者か?犯人役になった者か?どっちも可能性はあるけれど考えれば考えるほどみんな怪しく見えてくる。

 さらに敵対組織の「九頭龍」の名も出てきて「幻獣」とどんな因縁があるの?そして周りを嗅ぎ回っていた入間が捕まってしまい、玄武から始末しろと言われる貴一。まだ貴一と警察の関係を疑っているの節があるか。いつものように最後の最後にピンチ。さて今回はどうやって切り抜けるんだか。