第5話 兄妹、騙す。
渡良瀬貴一 … 竜星涼 渡良瀬優貴 … 八木莉可子
鳳凰 … 藤ヶ谷太輔 青龍 … 桐山漣 朱雀 … 白石聖
白虎 … 黒谷友香 玄武 … 吹越満
岩木泰造 … 徳井優 高津美波 … 入山杏奈 吉野さやか … 長尾純子
芦田なお美 … 呉城久美 鳴瀬賢太 … 伊藤あさひ 土器若菜 … 岡井みおん
渡良瀬貴司 … 半田周平 櫛田塁 … フェルナンデス直行 狩野正臣 … 神尾佑
入間慎之介 … 及川光博
第5話ゲスト
旭奏多 … 池田倫太郎 番匠昴 … 上谷圭吾 宮川蘭 … 高橋ユキノ
鵡川当 … 深水元基
父父を殺害した鳳凰の正体を探るため、潜入捜査官として特殊詐欺組織幻「幻獣」に潜入した貴一と優貴。兄妹に幹部4人目、青龍のわなが襲いかかる。詐欺の売上金を正体不明の「カラス」に盗まれた青龍は「カラス」にお前だと貴一に疑いの目を向け、優貴の命を奪おうとしていた。絶体絶命の貴一は、優貴を救うため、12時間以内に本物のカラスを暴き出すだまし合いに挑む。
幹部4人の最後となる青龍が登場。集金屋・旭が叩きに遭ったフリをして詐欺の売上金を盗み出した。それを支持していたのが「カラス」。
貴一はその「カラス」だと青龍から疑いの目を向けられ、自らの濡れ衣を晴らすのが今回の話。
青龍の拷問で旭はカラスの正体は貴一だと吐くが、まず疑問に思ったのが何故、彼は貴一のことを知っているのか?ということだった。
ハコ長あたりならばまだしも、新入りで組織からすれば下っ端にすぎない貴一の名前が出てくるのが不思議でならない。
今まで貴一にしてやられた連中…例えば詐欺師・名取や名簿屋・ドブネズミの仲間が仕返しをしているのではと思った。
またはハコの中で嫉妬なりしている連中がいて彼を貶めようとしているのかと想像していた。
ハコの連中がいる中で貴一本人が「俺に嫉妬しているヤツ。カラスは組織の連中」とい鵡川に言い放つので、もしかしてこの中にカラスはもしかしてこの中にいるのかとも考えた。嫉妬するとすればハコ長の美波あたりか。ハコ長の自分ですら幹部4人の顔を知らないのに後から入ってきた貴一が既に4人と対面しているのは面白くないはず。
最終的にその謎は明かされ、最初から青龍はカラス=貴一ではないと知っていて力量を試しているだけだった。もし失敗してたらカラスとして貴一を青龍は始末していたようだが、簡単に人を消す組織で怖すぎる。
そしてカラスは集金屋・旭と出し子の番匠と宮川だった。それぞれの下の名前の頭文字をつなげると「カラス」になる。
だから最初に貴一が彼らと遭遇したときに免許証のコピーを見ながらフルネームで読み上げたのが伏線だったのかと正体がわかった時になるほどと思った。
とはいえ、ハコの連中が防犯カメラの手にいれた時点で、多分、カラスの正体につながるものが写っていて、出し子の2人か鵡川のどちらかがそうなんだろうなと想像できた。
それにしても青龍にまで認められた貴一。早すぎな感がある。次回は鳳凰との対面か。一つ気になるとすれば、櫛田が防犯カメラの画像で入間を見ていたシーン。この先、入間と貴一とのつながりがどこかでバレてしまうのか?