潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官①

REVIEW

第1話 兄妹、潜る。

キャスト

渡良瀬貴一 … 竜星涼  渡良瀬優貴 … 八木莉可子  
鳳凰 … ???  青龍 … ???  朱雀 … ???
白虎 … ???  玄武 … 吹越満
岩木泰造 … 徳井優  高津美波 … 入山杏奈  吉野さやか … 長尾純子
芦田なお美 … 呉城久美  鳴瀬賢太 … 伊藤あさひ  土器若菜 … 岡井みおん
渡良瀬貴司 … 半田周平  櫛田塁 … フェルナンデス直行  狩野正臣 … 神尾佑
入間慎之介 … 及川光博

第1話ゲスト
志摩蓮司 … ぐんぴぃ(春とヒコーキ) 松浦健吾 … 髙橋里恩  森崎恵太 … 中村隆希
王 … Yes!アキト  ナカムラユウジ … 中脇樹人  応募者 … 池田和樹

 ホワイトハッカー大会で準優勝した妹・優貴を祝うはずだった日に父親が目の前で殺害されてしまう。貴一は復讐を誓い、犯人のタトゥーを手掛かりにその正体を追い始めた。それから5年、警察を辞めた兄・貴一と天才ホワイトハッカーとなった妹・優貴がたどり着いたのは犯罪組織「幻獣」。兄弟は組織に潜入して闇を暴こうとする。


 冒頭で父・貴司が兄妹が待つ店の前まで来た時に背後に何者か(おそらく組織の人間だと思われるが)がいることに気づき、その人物とともに人気のないところに移動。

 万が一を考えて子どもたちから遠ざかったのはわかるが、明らかにヤバい感じがするのにひと目につかないような場所にいってナイフで刺された挙句、ガスに引火させられ爆発。

 刑事でもあるのだから素人以上に雰囲気もわかっているだろうし、相手も一人だけなのに簡単に刺されてしまうのには疑問が残った。それとも何かを守るためにわざと刺されたのか?

 貴一も警官だが、実際のああいう場面に遭遇すると何もできないものなのか。どれだけ経験を積んでいるかにもよると思うがどうなんだろう。

 5年後、幻獣の詐欺現場の乗り込んだ貴司と優貴。貴司はともかく優貴までは現場にいる必要はないんじゃない。天才ホワイトハッカーなら遠くからでも監視カメラ等へアクセス可能だと思うし万が一の場合、優貴は捕まったりして足手まといになりそうなのに。

 潜入捜査官になって幻獣の闇バイトに潜入。いきなり刑事に扮して暗証番号とキャッシュカードをだまして回収してくるというもの。貴司はもともと刑事だったこともあって問題はなさそう。

 なんなく回収したかに見えたが、銀行から警察官を名乗った詐欺に注意を促すメールがきて、ターゲットから疑われてしまうが、優貴がフィッシングメールだと言って切り抜ける。しかもマルウェアに感染しているから除去するといって、県警本部のサイトを書き換え?て自分たちが所属していることを信じさせてしまう手の入れよう。

 ほっとしたのもつかの間、今度はいきなり孫が帰ってきて見破られてしまう。そして2人はそのまま廃工場に拉致される。

 絶体絶命の中、貴司は今まで気にっていた違和感から、これが組織に入るためのテストだと気づく。

 口の堅い人間が欲しいというハコ長・高津だが、信頼関係も何もない中で殺されそうという時に口を割らない人間の方が怪しいと感じるのだが…。

 さらに貴司と優貴はいろいろやって切り抜けてきたのに、もう一方の女性2人はひたすら逃げただけで合格って差がありすぎない?

 初回、最後は玄武に正体を見破られ、今度こそ万事休す?一難去ってまた一難。スリリングな展開で全然気が抜けない。この状態で最後まで続くのだろうか。面白いけれどけっこう見ていて疲れるドラマかもしれない。