晩酌の流儀3⑦

REVIEW

第7話 サーモンしゃぶしゃぶ

キャスト

伊澤美幸 … 栗山千明  島村直人 … 武田航平  富川葵 … 辻凪子
海野二郎 … おかやまはじめ  牛場 … 馬場裕之  珍山 … ミスターちん
魚子 … 友近  肉山 … 土屋伸之  中久保 … 大久保佳代子

 スマホの画面をじっと見つめる美幸。見ているのは占いだ。といってもただの占いではない。酒の肴占いだ。マニアックすぎるし、需要あるのかな。タッチパネルで注文できる居酒屋とかだったら需要はあるかもしれない。

 何故か?しし座だけ「人との出会いを大切にすべし」ってお酒も肴もあんまり関係ない。その結果なら普通の占いでもよくない?

 場面は変わってホップハウジング。お茶をすする島村と葵。暇すぎて縁側でお茶をすする年寄りかと思った。そんな2人に対して「暇な時こそ自分で動いて仕事を探す。それが一流の人だ」と真剣な表情で語る海野。手を動かしているから何か仕事をしているのかと思えばルービックキューブをしているのであった。本日も通常運転の支店長。ぶれないですね。

 結局1人もお客が現れず業務は終了。そういえば、ここのところお客が来て、希望に沿った部屋を探すパターンではなくなっている。スペシャルではいいけれど、レギュラーではパターンを崩してほしくない。

 社内では、肴という字を書きまくってしまうくらい暇だった美幸は帰社後、ジムへ向かう。そこで魚近の魚子の姿を見つける。

 1日で5キロ痩せたいという魚子。それならジムくるよりトライアスロンのアイアンマンレースでも出て完走できればいけそうかな。

 酒の肴占いでの「人との出会いを大切にすべし」というのはどうやら魚子のことだったらしい。出会いっていうからてっきり新しい出会いだと想像してしまっていた。

 そんな魚子との出会いで決まった本日の酒の肴はサーモンしゃぶしゃぶ。魚子の泳いでいる姿とジャグジーで浮く姿で決まった。多分、サーモンみたいな色の水着を着ていたからだよね。なかなか派手な色の水着だなあと思いながらも違う色だったら、違った肴になっていたのだろう。

 満足した晩酌の次の日は前日とはうって変わって来客の多さ。立って待っている人もいるくらい繁盛。日によってこれだけ来客数が違う不動産会社も珍しい。変わらないのは仕事をしない支店長ぐらいだった。