第4話 980円うなぎのフルコース
伊澤美幸 … 栗山千明 島村直人 … 武田航平 富川葵 … 辻凪子
海野二郎 … おかやまはじめ 牛場 … 馬場裕之 珍山 … ミスターちん
魚子 … 友近 肉山 … 土屋伸之 中久保 … 大久保佳代子
元気がない美幸。日課となっている晩酌の準備をせずに出社する。体調不良なのか?それとも悩みごとか?もしかしてまさかの二日酔いか?
仕事でもミス連発。どうやら何か悩んでいるようだが、それが何なのかはまだ明らかにならない。支店長・海野によれば「若い頃はミスをよくしたが今はなくなった」そうだ。そりゃ支店長になってミスばかりされていたら部下はたまったものではないと思っていたら島村からツッコミが入る。「仕事をしていないんだからミスをしなくて当然」と。支店長にそれを言えるのもすごいけれど、気にしていない海野もすごい。それでギスギスしていない職場も海野の人柄なのか?何も考えていないのか、もしかしてすごい大物なのか。
海野によればミスは謝り方が肝心で、度合いによって謝り方も違うそうだ。上司なんだから、部下のミスで顧客に謝ることもあるのかなと思いつつも、肝心な時にいない可能性もありそう。
美幸は午後休をもらうと、向かった先は寺だった。そこで語られたのは「ここ一週間ほど満足のいく晩酌ができない」ということだった。最高の晩酌にと考えるあまり空回り。
朝から元気がなかったのってそれ?しかも、それぞれ違った悩みを抱えて集まった人たちも神妙な面持ちで美幸を見てうなずいている。悩みを抱えた人たちだからこそ共感し合えるのか?
最初はそんなことで悩んでいるの?って思っていたけれど、住職が神妙な面持ちで「高みを目指すあまり力がはいり高みに行けず、もがき苦しむ。芸術家やアスリートにも同じ悩みを持つ方が多い」と語る。美幸の晩酌への情熱はそういう人間たちと同じレベルってこと?住職が言うと何か高尚な悩みに思えてくるから不思議だ。
住職から普段の晩酌から離れて距離を置いてみなさいと言われて、美幸は帰りに居酒屋に入る。しかしこだわりのある美幸にとって許せないことが多く、改めて自分らしくこだわる料理と大切に飲むお酒が好きだと気づくのだった。
個人的には料理にこだわって一人で自宅で飲むのも、居酒屋で大人数で飲むのも、個室で少人数で飲むのも、それぞれ楽しいし最高の晩酌だと思うのだが…。美幸のような飲み方はあまり共感できないし理解できないけれど、それが彼女のこだわりで最高の晩酌ならば、まあひとそれぞれなのかなあ。
その後、美幸はツルマートでうなぎを入手。やはり季節がらだからか。うなぎは確かにおしいしいけれど、食卓の料理が全てうなぎは飽きないのかな。
今回「ホップハウジング」に物件探しに来客がこなかった。うなぎで思い出したが土用の期間は、引越しを避けるからではないかと思ったが考え過ぎだろうか。