第1話 父は殺されたー?若き政治家と秘書の黒い闇に新聞記者が迫る!
道上香苗 … 水川あさみ 鈴木俊哉 … 玉山鉄二 山中尊志 … 丸山智己
旗手健太郎 … 和田正人 佐々木光一 … 渡辺大 青山直樹 … 曽田陵介
道上兼髙 … 渡辺いっけい 道上香織 … 筒井真理子 清家浩子 …高岡早紀
清家一郎 … 櫻井 翔
「今、調べていることがあって…」。
車の中で電話をしている男が、そう言葉を発した後、いきなり巨大なトラックが突っ込んでくる。運転席側の側面はつぶれ、車内は血の海。そして車内に飛び散った写真に写る2人の男。
こんな衝撃的なシーンからスタートした。この男は彼らを調べていて命を狙われたのか?興味がそそられる。
場面は変わって愛媛県松山市。未来の総理候補と目され、厚生労働大臣として初入閣を果たした若手議員・清家一郎。東都新聞文芸部の記者・道上香苗は彼の自叙伝の紹介記事の取材でこの地をおとずれていた。
冒頭で出た写真の2人。清家と鈴木俊哉。鈴木は学生時代からの友人で現在は清家の秘書。しかし自叙伝には記述がない。何か隠したい理由でもあるのか。
そんなことを思っていると道上の携帯に父・兼髙から着信音が…。そして「今、調べていることがあって…」と言う言葉を発し、冒頭のシーンにつながる。
さらに道上は父の取材メモにたどり着きBG社の株を巡る贈収賄事件で逮捕された社長・宇野耕介が、鈴木の父親であることを知る。また父・兼髙は事故死した現場で、鈴木と待ち合わせしていたことも判明する。
大物政治家が絡む過去の贈収賄事件、それを追っていて殺された?道上の父、さらに清家と鈴木の関係。特に鈴木は何を企んでいるのか。さわやかな笑顔の裏に清家も何かありそう。立て続けに謎ばかりが増えていく。
議員会館にある清家の執務室に飾られたマトリョーシカ。ドラマのタイトルになっているくらいだから重要なアイテムなんだろう。また恐らくBG社の株を巡る贈収賄事件がことの始まりで、これからどんな展開になっていくのか興味はつきない。
スリリングで謎も気になるし、この先も見てみようという気になった。